現代版寺子屋「スクール・ナーランダ」Vol.6山口(オンライン)

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現代版寺子屋「スクール・ナーランダ」をYouTube配信にて広く一般に公開します!

 このたび、2月12日(土)・13(日)に開催いたします、現代版寺子屋「スクール・ナーランダ」vol.6 山口を、一律オンラインでの開催に変更し、YouTubeで無料配信することといたしました。
 いま再び、新型コロナウイルス感染症が拡大している中で、感染そのものへの心配に加え、日々の暮らしや先行きが見通せない将来に対する不安も社会に広がっているように感じます。「スクール・ナーランダ」は、2,500年連綿と人々の心を支えてきた仏教をはじめ、多様な分野の智慧に触れることで、「心の軸」をつくるヒントになることを目指して、若い世代の方を対象に2017年より開催してきました。
 今回、オフラインでの開催は断念することとなりましたが、このような状況だからこそ、より多くの方にその機会をお届けするべく、広く一般に公開する方向へと舵を切ることといたしました。
 この機会に、ぜひご参加ください。


◎視聴のみ参加の方(YouTubeライブ配信)

配信時間:10:00~15:50
定刻になりましたら、配信よりご視聴ください。

配信はこちら
2月12日(土)「スクール・ナーランダ」
2月13日(日)「スクール・ナーランダ」


YouTubeライブ配信終了後ディスカッションに参加の方(申込必要)

講師の先生方も交え、参加者同士での意見交換を行います。
ディスカッション時間:16:00~17:15
対象:15歳~29歳
定員:20名(定員になり次第締め切り)
申込締切日:2月10日(木)12:00まで
参加者には記念品(華葩)を後日送付いたします。華葩について(Facebook)

申し込みはこちら
Peatixからの申込
Googleフォームからの申込


後日、参加に必要なZoomURL等をご案内します。
Peatixでのお申込みが難しい場合は、下記お問合せ先までお問合せください。


-開催内容-

【テーマ】

不易と流行~変わりゆく世界で変わらないために変わる私たち

地球と人との関係、政治や経済の仕組み、多様な生き方。変わることを求められている私たち。
一方で、変化に目を奪われて普遍的で変わらないもの(不易)まで失おうとしていないでしょうか?
例えば、その土地と人が積み上げてきた文化や伝統、2,500年連綿と人々の心を支えてきた仏教もそうかもしれません。かつて、日本を大きく変えた「明治維新」のうねりを作りだしたのは、三方を海に囲まれ、情報と人の交流が盛んだった山口の若者たち。
地球環境、農業、経済、ファッション、仏教・・世界を俯瞰する大きな物語から身近な小さな物語まで、今の暮らしと未来をつなぐ、変わらないための変わり方(流行)を、ここ、山口から考えます。


【プログラム】

各講師による授業、講師全員によるトーク・セッション、参加者同士や講師を交えたディスカッション。

<2月12日(土)>
 ◎スクール・ナーランダ特別法要〜雅楽と声明

<2月13日(日)>
 ◎「徳地(とくぢ)和紙」漉きと「和綴じ本」制作

※詳しいタイムテーブルは、こちらをご覧ください。タイムテーブル
(オンライン開催に変更のため時間や講師の順番が変更となる場合があります)


【講師プロフィール】

<2月12日(土)>

中村明珍【農家・僧侶・音楽】

1978年東京生まれ。2013年までロックバンド銀杏BOYZのギタリスト・チン中村として活動。2013年3月末に山口県・周防大島に移住後、「中村農園」で梅などの果樹、米などの農業に取り組みながら、真言宗善通寺派の僧侶として暮らす。また、 農産物のオンライン販売とライブイベントの企画を行う「寄り道バザール」を夫婦で運営中。著書「ダンス・イン・ザ・ファーム 周防大島で坊主と農家と他いろいろ」(ミシマ社)。

中村農園ホームページ

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占部まり【内科医】

内科医・宇沢国際学館代表取締役・日本メメントモリ協会代表理事1965年シカゴにて宇沢弘文の長女として生まれる。1990年東京慈恵会医科大学卒業。1992~94年米国メイヨークリニックポストドクトラルリサーチフェロー。地域医療に従事する傍ら、宇沢弘文の理論をより多くの人々に伝えるために活動している。宇沢は、人々がゆたかに暮らすために経済学が学問として何ができるか数理経済学を基盤に社会的共通資本や比例型炭素税の理論を構築していった。宇沢は経済成長を伴わなくても、人々が豊かに暮らせる社会の構築、真の意味でのゆたかな社会を目指していたとも言える。宇沢の著作である『自動車の社会的費用』は、出版から40年以上経た今も、その価値が褪せることなく再版が続いているまた、占部は宇沢の死を契機に、『死』について、より多くの人々との対話の重要性を感じ、日本メメント・モリ協会を設立。メメント・モリ(ラテン語で死を想えという意味)に関連したトークイベントや展覧会などを開催している。

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赤井智顕【僧侶】

浄土真宗本願寺派僧侶。1980年生まれ。本願寺派布教使。兵庫県善教寺副住職。京都女子大学や相愛大学で非常勤講師をつとめる。地元ではNHK文化センター講師、認定NPO法人はんしん高齢者くらしの相談室正会員などをつとめつつ、全国各地のお寺へおもむき浄土真宗の教えを伝える活動を行っている。

善教寺ホームページ

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<2月13日(日)>

吉田尚弘【生物地球化学者】

東京工業大学 地球生命研究所 特任教授 (名誉教授) および情報通信研究機構 客員研究員。1954年東京生まれ。地球環境化学、宇宙地球化学を専門とする研究者。自然界の物質循環に対して肥大化した人類活動が大きく干渉して地球環境は急速に変化している。自ら開発した同位体分子計測法により、物質・分子の起源と物質循環を追跡し、地球環境変動、地球と生命の相互作用の研究を行なっている。国連環境計画 サイエンスアドバイザーに代表されるように、国内外の研究、教育の推進などの社会的役割を継続する一方、2020年から新たに、竹中育英会 奨学生選考委員、科学技術振興機構 創発的研究支援事業 プログラムオフィサーなど、若手育成にも携わっている。日経地球環境技術賞、日産科学賞、紫綬褒章、三宅賞ほか受賞。

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米田年範【ファッションブランド・ディレクター】

「SREU」ディレクター。1981年、北海道生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科を卒業後、文化服装学院服飾専門課程服飾研究科、文化ファッション大学院大学(BFGU)ファッションクリエイション専攻ファッションデザインコース修了。BFGU在学中よりコレクションブランドなどで経験を積む。2019年よりSREUをスタート。ブランド運営他、飲食店、内装なども手掛ける。ブランド運営の他に、東京都写真美術館のカフェ「フロムトップ」のプロデュースなど、飲食店、内装も手掛ける。


SREU(スリュー)

2020SSシーズンより"FURUGI-ni-LACE"から"SREU"へとリブランド。前身のブランドから変わらず、リメイクと言う手法を軸に、よりサステナブルな服を提案。シーズンテーマは特に設けていない。2021SSにはリメイクを行う中で発生する余剰な古着を利用した、「スリュー サープラス」をスタート。2023SSシーズンまでにサステナブルマテリアルの使用率100%を目指している。

SREUtokyo Instagram

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福間義朝 【僧侶】

浄土真宗本願寺派僧侶。1951年生まれ。本願寺派布教使。広島県教専寺住職。大学を卒業後、岡山県の山陽放送にてラジオDJをつとめながら、僧侶の勉強をした。現在は浄土真宗本願寺派の布教使を養成する機関の講師をつとめつつ、全国各地のお寺へおもむき浄土真宗の教えを伝える活動を行っている。

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【ワークショップ】 

<2月12日(土)>
「山口雅楽会」特別法要
雅楽並びに勤式作法の研鑽と普及に励む僧侶たちが集う「山口雅楽会」による特別法要。雅楽器や、お袈裟などの紹介。

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<2月13日(日)>
「徳地(とくぢ)和紙」漉きと「和綴じ本」
鎌倉時代初期、東大寺の高僧により山口に伝えられたとされ、800年以上の歴史をもつ「徳地和紙」。徳地地区で育てた天然の素材を使った質の高い和紙づくりを手がける職人に学ぶ、紙漉きと和綴じ本制作。

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【SNS】
※Vol.6の準備の様子や、過去開催の様子を公式Facebook、Twitter、Instagramで是非ご覧ください。
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【開催・運営】
主催:浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室
共催:浄土真宗本願寺派 山口教区「スクール・ナーランダ」実行委員会
企画・ディレクション:エピファニーワークス
企画・運営:浄土真宗本願寺派 山口教区「スクールナーランダ」実行委員会/チーム・ナーランダ山口

【お問合せ先】
浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室
〒600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下ル 浄土真宗本願寺派宗務所
 E-mail:goen@hongwanji.or.jp
 Tel (075)371‐5181 Fax (075)351-1211

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