レポート
フライヤーをデザインする|寺院伴走支援レポート06
寺院伴走支援事業は、これまで「スクール・ナーランダ」で培ったノウハウを活かしつつ、お寺の魅力を最大限に引き出すため、日々お寺の活性化に取り組む当室「若者ご縁づくり部会」の委員が支援を行い、ご住職様をはじめ、寺族・門信徒の皆様と共に企画運営を行います。
これまでのスクール・ナーランダの様子はこちら!
▶︎現代版寺子屋「スクール・ナーランダ vol.1 京都」の様子はこちら
▶︎現代版寺子屋「スクール・ナーランダ vol.6 山口」の様子はこちら
今回は伴走メンバーが正覚寺さまとイベントの広告に使用するフライヤーを作成した様子をレポートします。
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まず、今回イベントの象徴となるアイコン的ゾウさんのイラスト作成から取り掛かりました。行事全体の印象にもつながるので、とても重要な作業です。そこで、伴走メンバーでもあり、消しゴムはんこ作家でもある新潟教区・極楽寺の麻田住職にご協力いただきました。
「仏舎利を乗せたスリランカ象をメインアイコンにもってきたい!」という正覚寺さまの想いを麻田さんが消しゴムはんこで、見事に具現化くださいました。
そして、そのゾウさんをもとに、フライヤー全体のデザインを担当したのは福岡教区・西林寺での『CANDLE NIGHT LIVE』のディレクションや、福岡教区那珂組のロゴデザインなどを手がけたデザイナーNannyさんです。
フライヤー制作にあたり、正覚寺の若院さん、若坊守さんの想い、ご意見や色・好み等を推進委員がヒアリングした上で、形づくっていきました。
この制作にあたって、開催地 正覚寺のご住職や副住職だけではなく、若院さんに関わっていただいた背景には、現在大学生の若院さんが今後どのような道に進もうとも、きっと良い経験になることでしょうし、何によりご自身のご縁づくりにつながっていくだろうという願いと想いがあってのことでした。
今回の正覚寺でのご縁づくりでは、まず「正覚寺」というお寺を地域の方々に知っていただく、そして正覚寺のご住職や副住職をはじめ、お寺の人々の人となりを知っていただくということを第一に企画が立ち上がりました。
よって、正覚寺にある仏舎利や中央アジアに精通したご住職、副住職の特徴を、フライヤーデザインにも全面的に反映しました。
正覚寺さまの想いを、伴走者である麻田さんが受け取り、消しゴムはんこにて形にし、そして、その想いをデザイナーNannyさんが受け取り、可愛らしくデザインしてくれました。
イベントに関わるみんなの想いが詰まった渾身の一作です!
あとがき
いよいよ、イベントの告知ができるところまできました。正覚寺さまの想いがたくさん詰まったイベントがしっかりと形となって見えてきました。引き続き、伴走メンバーの得意分野を活かしながら、より良い行事として参りたいと思います。
また進捗の様子は随時報告いたしますので、ご関心をお寄せください。