レポート

情熱と共感!伴走寺院決定、挑戦への伴走スタート|寺院伴走支援レポート02

宗派が初めて開催する、若者とのご縁づくりをサポートする寺院伴走支援事業。


7月に募集を開始し、各教区に情報を届け、オンラインでトークイベント説明会を開催しました。
その結果、5つの寺院から応募がありました。応募のあったすべての寺院に対してヒアリングを行い、熟考の末、1つの寺院を選定しました。


寺  院 : 
大阪教区・大鳥南組・正覚寺
ご担当者 : 橘堂麻美さん

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選定についての理由は以下の通りです。

  • 今後のお寺の在り方に危機感を抱き、様々な挑戦に対する強い好奇心が魅力的に感じた。
  • 宗派主催の研修会にも積極的に参加し、お寺を盛り上げたいという意欲が伝わった。
  • 自主的にWEBページを制作し情報を発信するなど幅広いアプローチを通じて若い世代とのご縁づくりを目指す前向きな姿勢が感じられる。
  • 同世代の仲間がお寺の活動を応援している点が魅力的だった。
  • 事務局側も初めての試みで猶予期間も限られているなかで、最後までやりぬく力を感じた。


ヒアリングを通して「若者との新しい関係の構築を目指す意欲」「協力体制や連携の機会」「寺族や門信徒との連携」「交通の便の利便性」など、いくつかの評価項目を設定し、点数をつけました。


しかし、点数だけを見るとどの寺院も大きな差はありませんでした。ご応募いただいた皆さまからは、ご縁づくりへの情熱や現状への危機感、現状を打破したいという強い意志が伝わってきて甲乙つけ難いものでした。


そのなかで、正覚寺さまは、これまでの挑戦を通じて見えてきた視点や課題をどうにか克服し、前進したいという熱い意欲が魅力的に映りました。また、正覚寺さまが抱える課題は他の多くの寺院と共通するものと思われます。その課題と解決策を共有することで、他の寺院にも示唆に富む情報を提供できることを期待しています。


来年2月頃には、正覚寺さまでのイベントを実施するため、半年間をかけてサポートしてまいります。
今後、途中経過をHP等で共有してまいりますので、ご興味をお持ちの方は是非ご覧ください。



▶寺院伴走支援事業の詳細はこちら



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